ひとりごと

憂鬱な日常とか、毒親のこと

気がついたこと

 

 診察であまりにうまく話せなくて、親に言われたことやされたことをノートにまとめてみた。

 それで気がついたのは、親とわたしは人間としての基本的なところの考えが違うということだった。あの人たちは、自分(たち)さえよければ他のひとに迷惑がかかろうと関係ないようだった。それなのに世間体をなによりも大事にしていて、表面的には笑顔で明るい夫婦と家族であろうとしている。子どもの考えや気持ちをひとりの人間のものと考えられず、勝手な意見を子どもに押しつけて従わせる。

 そして思い通りにならなかった子どもには、生まなきゃよかったと憎々しげに言う。そんなこと言われてもどうしようもない。勝手にセックスしたのも生むと決めたのも彼らなのに。

 あの人たちとわたしは根本的なところが違うのだから、相性が合わないのは当然だった。冷めた言い方かもしれないが、良い家族関係を築くよりも、他人、または別の人類として接するほうが楽。あまり関わらないほうがいい。

 そうなると、なるべくはやく家を出たいのだけど……治療しながら自立できるのか。次回のカウンセリングで相談してみようと思う。